4月8日(火)から4月13日(日)まで開催されていたユーロルーチェ2025に行ってきました。
エウロルーチェ / サローネ国際照明見本市 / Euroluce 等、さまざまな表記がありますが、ここでは「ユーロルーチェ(Euroluce)と呼ぶことにします。
ユーロルーチェはミラノサローネの展示会場の一部で開催される、照明専門の展示会です。お仕事っぽい雰囲気の方々に紛れ、一人お祭り気分で全4会場を走破してきました。今まで見たこともないような照明が見られて楽しかったです。個人的に好きだったものをピックアップします。
ミラノ市内で見たものも(厳密にはユーロルーチェではない気もしますが)一緒にご紹介します。
ユーロルーチェ(Euroluce)とは
ミラノデザインウィークのメインイベントのひとつであるミラノサローネ国際家具見本市(Salone del Mobile Milano)の中で開催される照明専門の国際展示会。
2年に1回(奇数年)に開催される。2025年は奇数年。
会場はミラノ郊外の巨大な展示会場、ロー・フィエラミラノ(Fiera Milano, Rho)の一画。
会場や規模感についてはこちらご覧ください。
お気に入り(PICK-UP)
照明と言っても大きさや素材、用途など本当にたくさんの種類がありました。
素材
ガラスやプラスチック以外にも様々な素材が使われていました。印刷ではなく素材を加工しているためか質感がとても良かったのが印象的でした。使っていくとどう変化していくのか見てみたいです。












構造
光や構造の見せ方が面白かったものたち。すごく触ってみたかったけど、ほとんどが「PLEASE DON’T TOUCH」でした。


















魅せ方
もはや美術館とかに飾られていそうな素敵照明。









おわりに
本当にたくさんの照明が見られて楽しかったです。製品自体の機構や発想の面白さに加え、展示自体の見せ方や工夫もとても面白かったです。
なるべく見た印象と近いように写真を撮ったつもりなのですが、どれも黄色い印象が強いですね。ブランドが発信している画像はもっと白かったりするので、狙いはもう少し白い光なんでしょうか。
あるブースに謎の機械を手にしたおじさんがいて話を聞いたのですが、光にも評価指数があるらしいです。彼曰く「光の質はいいけど制御がpoor」だそう。「演色性は高いけどフリッカーがあるよ」と教えてくれました。おそらくLEDの制御の話で、ニキシー管でいうところのスタティック点灯とダイナミック点灯の違いのようなものでしょう。いつかちゃんと調べます。キレイな照明をたくさん見られるだけでなく、知識まで得られる本当に素敵な展示会でした。また行きたい。
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